Association of Equipment Manufacturers(AEM:米国機器製造業協会)が10月11日に発表した最新レポートによると、米国における9月のトラクターとコンバインの販売台数は、さらに堅調に推移した。
「最近発表された米国、カナダ、メキシコの貿易協定を監視している。輸出は、米国の農業と製造の経済的安定と成長のために不可欠であり、我々の主要輸出相手国のうちの2社と積極的なステップである」とAEMのAgサービス副社長であるCurt Blades(カッターブレード)氏は述べている。
先月の農業トラクターの米国全体の販売台数はわずか1.1%だったが、100HP以上のトラクターの販売台数は28.5%増加し、4輪駆動トラクターの販売台数は52%近く増加した。米国の自走式コンバインの販売台数も2017年の9月に比べてほぼ10%増加した。40-100HPトラクターの1つのカテゴリーが減収となった。
一方、1〜9月の成長率は2輪駆動トラクターで7.5%、40HP未満のトラクターは10%、40-100HPトラクターは1.5%伸び、100HP以上のトラクターは9%増加した。
残念なことに、トラクターとコンバインのカナダの小売販売台数は2ヵ月連続で好調ではなかった。農業トラクターの販売台数は前年同期比で11.5%減少、自走式コンバインの販売台数は11%近く減少した。
AEMは、北米に本拠を置く国際貿易グループで、オフロード機器メーカーとサプライヤーを代表しており、世界の農業・建設関連業界に950社以上の企業と200以上の製品ラインを持っている。130万人の雇用があり、毎年約1,590億ドルの経済に貢献している。
AEM United States Ag Tractor and Combine Report September 2018
AEM Canada Ag Tractor and Combine Report September 2018