2017年に105年の歴史を有するヤンマーは、ブラジルで60年間操業しており、70万台以上のディーゼルエンジンを生産している。現在、10,000㎡の施設があり、2020年までに2,000台のトラクター生産に到達する予定の新しい生産棟がある。Indaiatuba工場はヤンマー初の海外工場である。
ヤンマー南米のKenji Kitahara社長は、「Indaiatuba社は、南米におけるヤンマーの事業戦略にとってますます戦略的になっており、当社グループのベンチマークであるハイテク組立ラインとサステナビリティ・アクションを有しています。」
新工場では当初、Solisブランドのトラクターが製造され、ヤンマー品質のコンセプトが製品だけでなく、優れたサービスと部品の全可用性を備えたポストセールスに組み込まれる。将来的にヤンマーのトラクターを含む製品ポートフォリオを拡大する予定。また、ヤンマーは、トラクター以外にも、同じ工場で発電機と固定エンジンが生産される。
なお、ヤンマーは、ブラジルでは、Osasco city(オヤスコ市)に建設機械の生産工場とManaus(マナウス)のマリンエンジン工場がある。
*参考:ITL(International Tractors Ltd.)について
1969年に設立されたSonalika Groupは、長い道のりを歩んできた。長年にわたり、市場と顧客のより良いニーズを満たすために、多くの新しいビジネスに多様化してきた。現在、このグループは、インドのトップ3トラクターメーカーに属し、トラクター、多目的車両、エンジン、農業機械付属品、ディーゼル発電機、自動車部品、ピックアンドキャリークレーンなどの完全な製品ラインを提供している。(HPより)