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独リンデ・ハイドロリクス、米国サウスカロライナ州に北米第2事業所をオープン

 ドイツに本拠を構える油圧機器メーカー、 Linde Hydraulics GmbH&Co. KG(リンデ・ハイドロリクス、本社:Aschaffenburg )は10月18日、完全子会社であるLinde Hydraulics Corporation(LHC、本社:米国オハイオ州Canfield)が、北米で2番目となる事業所をサウスカロライナ州ウォーターフォードパークロックヒルにオープンしたと発表した。建物は6,200m²で、さらに2,800m²の拡張が可能。オハイオ州カンフィールドにある既存の施設と共同で、新しい事業所は北米地域の拡大とさらなる成長の基礎を提供する。

 この拡張を発表したLHCのJohn Kumler(ジョン・クンラー)会長は、「当社の株主と顧客は、コンポーネントとシステムの地域的供給を提供する必要性に調和している。この拡張により、LHCはローカルに供給されるコンポーネントの利点をすぐに提供します。」クンラー氏は、ロックヒル施設は今後5年間、その地域で事業が拡大するにつれて最大60の新しい雇用と大幅な設備投資の可能性があることを示している。

 ドイツに本社を置くリンデ・ハイドロリクスのマネジメント・ボードは、北米での更なる拡大についても満足している。「これはグローバルな成長計画にとって重要なステップです。新しい場所を設置することによる当社の期待は、お客様の柔軟性と対応時間を向上させることです。投資は Ohio(オハイオ)施設でも継続されます。どちらの拡張も、リンデ・ハイドロリクスが北米の顧客基盤に対するコミットメントを尊重する能力を支援します」と、リンデ・ハイドロリクスのCEOであるJoerg Ulrich(ジョエル・ウルリッヒ)博士は述べている。

■リンデ・ハイドロリクスについて

 Linde Hydraulics(リンデ・ハイドロリクス)は、油圧および電子駆動システムのグローバルメーカー。中高圧油圧分野の技術リーダーであるリンデ・ハイドロリクスは、燃料消費量とCO2排出量を大幅に削減するシステムを標準装備している。製品範囲には、油圧ポンプ、モーターおよびバルブ、電子制御装置および周辺機器が含まれる。リンデ・ハイドロリクスは、農業、建設、鉱業、林業および地方自治体の機械および産業機械製造業者などのモバイル機械の有名な製造業者の開発パートナーおよびサプライヤー。

 1904年に設立され、同社はドイツのAschaffenburg(アシャッフェンブルク)に本社を構えている。約1,400名の従業員がドイツ、中国、米国の6工場、ヨーロッパ、中国、南米、米国の子会社で働いている。リンデ・ハイドロリクスは、約80のセールスおよびサービスパートナーからなる幅広いネットワークを持ち、世界50カ国以上に展開されている。

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