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三井化学、紙おむつ需要拡大に対応した名古屋工場とサンレックス工業の増設設備が運転開始

 三井化学は10月16日、紙おむつ市場の需要拡大に対応するため、名古屋工場(名古屋市南区)と100%子会社であるサンレックス工業(三重県四日市市)で高機能不織布の設備増設を進めてきたが、10月より営業運転を開始したと発表した。

 三井化学は長期経営計画において、ヘルスケア事業をモビリティ、フード&パッケージングとともにターゲット事業領域の一つとして位置づけている。ヘルスケア事業のひとつである不織布事業については、紙おむつメーカーのアジア展開に対応して、日本及びアジアへ高機能不織布を供給し、更なる事業拡大を図ることを目指している。

 アジアの紙おむつ市場では、紙おむつ普及率の向上、及び中国の一人っ子政策の緩和等により、堅調に需要が拡大している。また昨今、特に高品質なプレミアム紙おむつ市場が急拡大しており、紙おむつメーカーは増産体制を強化している。

 名古屋工場で増設した高機能不織布は、柔軟性の高い不織布。一方、サンレックス工業で増設した高機能不織布は、柔軟性と伸縮機能に優れた不織布で、いずれも従来のスパンボンド製造技術に三井化学独自の技術を加えた改良プロセスを採用したもの。

 また、増設後の三井化学不織布の生産能力は、海外を合わせ10万3,000トン/年となる。今回の増設により、三井化学の高機能不織布の供給体制がより一層拡充され、三井化学はプレミアム紙おむつの更なる高品質化と幅広い用途展開を進める。

<設備増設の概要>

増設場所:三井化学 名古屋工場(名古屋市南区)

対象製品:柔軟性に優れた高機能不織布

増設能力:15,000トン/年

着工時期:2016年4月

 

増設場所:サンレックス工業株式会社(三井化学 100%出資、三重県四日市市)

対象製品:柔軟性と伸縮機能に優れた高機能不織布

増設能力:6,000トン/年

着工時期:2016年7月

 ニュースリリース

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