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川崎重工、横浜市交通局向け地下鉄電車を約69億円で受注

 川崎重工業は10月11日、横浜市交通局より地下鉄電車「3000V形」(車体)7編成42両を受注したと発表した。受注総額は約69億円(消費税込み)で、兵庫工場(神戸市)で製造し、2022年度から2023年度にかけて順次納入する。

 今回受注した車両は、老朽化した既存車両を置換える目的でブルーラインに導入される。さらなる省エネルギー化やバリアフリーの適応を目指した「やさしい車両」をテーマに、出入口各扉に車内案内表示装置やデジタルサイネージ装置を搭載するなど、利用者の利便性の向上を図る。

 川崎重工が横浜市交通局向けに車両を供給するのは、2014年に納入したグリーンライン「10000形」2編成8両以来となり、またブルーラインを走る車両としては、1972年の開業に合わせて納入した「1000形」7編成21両以来となる。

<「3000V形」2次車の概要>

車種:地下鉄電車(6両×7編成)

寸法:18m(長さ)×2.8m(幅)×3.5m(高さ)

車体素材:ステンレス鋼

 ニュースリリース

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