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国際協力機構(JICA)、インド向け円借款1,154.5億円の貸付契約に調印

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 国際協力機構(JICA)は10月1日、9月28日にインドの首都デリーにおいて、インド政府との間で、2事業、総額1,154億5,000万円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印したと発表した。

 今回調印した円借款契約が対象とする事業は、(1)ムンバイアーメダバード間高速鉄道建設事業(第一期)(借款金額:895億4,700万円)と(2)コルカタ東西地下鉄建設事業(第三期)(借款金額:259億300万円)の2件。

 ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道建設事業(第一期):この事業は、国内第2の大都市であるムンバイと国内第5の商工業都市として急速な発展を遂げているアーメダバードを結ぶ約500Km(12駅)の区間において、日本の新幹線システムを利用した高速鉄道を新たに建設するもの。この事業により、同区間の移動時間が在来線特急利用時の3分の1(約2時間)に短縮される。高頻度な大量旅客輸送システムの構築を図ることで、交通公害の減少、連結性の強化および対象地域の広範な経済発展に寄与することを目的としている。

 コルカタ東西地下鉄建設事業(第三期):この事業は、西ベンガル州のコルカタ都市圏において、大量交通輸送システムを建設することにより、増加する輸送需要への対応を図り、同都市圏の交通渋滞の緩和と交通公害減少を通じた地域経済の発展及び都市環境の改善に寄与するもの。

 ニュースリリース

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