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プライメタルズテクノロジーズ 、米国のゲルダウ特殊鋼ノースアメリカ社向け電気炉製鋼工場近代化工事を受注

 プライメタルズテクノロジーズ(以下、PT社)は9月25日、米国のゲルダウ特殊鋼ノースアメリカ社(Gerdau Special Steel North America)からミシガン州モンローにある電気炉製鋼工場の近代化工事を受注したと発表した。年間16 万トンの圧延能力増強を目指す同プロジェクトでは、既存の電気アーク炉を近代化し、ツインレードル炉とマテリアルハンドリングシステムを新設する。さらに工場全体にわたる自動化とロボットシステム「LiquiRob(リキロボ)」の採用により生産性と信頼性が向上、工場のワークフローの最適化と操業コスト削減が実現し、同時に作業員の安全性も向上する。このレードル炉とマテリアルハンドリングシステムは2019 年末に、近代化される電気アーク炉は2020 年中頃に、それぞれ運転開始の予定。

 ゲルダウ特殊鋼ノースアメリカ社は、主に自動車産業で使用される特殊棒鋼を製造する大手メーカーで、このプロジェクトは合計約8 千万ドルの投資プロジェクトの一環。PT社は電気アーク炉、110 トンのツインレードル炉、マテリアルハンドリングシステム及び鋼構造物などの各処理プロセスについてのエンジニアリングと機器納入、関連する電気設備と自動化装置、交換機を含む電源供給機器などの納入、さらに工場全体にわたるプロセス完全自動化、すべての設備の据付けと試運転指導を担当する。

 温度測定やサンプル採取など、危険性のある作業は3 基のリキロボが処理する。砂充填自動化、秤量システムおよび出鋼口用自動マニピュレーターなどのソリューションにより電気アーク炉の運転が最適化される。

 ニュースリリース

 

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