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国際協力銀行(JBIC)、ハクスイテックがタイで実施する化学工業用原材料事業に融資

 国際協力銀行(JBIC)は9月18日、14日にハクスイテック(本社:大阪府、泉 豊禄社長)のタイ法人HAKUSUI CHEMICAL (THAILAND) CO., LTD.(以下、HCT)との間で、融資金額100百万タイバーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は、滋賀銀行との協調融資によるもの。(グループ会社

 今回の融資は、HCTがタイのラヨーン県で行う化学工業用原材料の製造・販売事業に必要な資金を現地通貨建てで融資するものであり、生産設備の増設に充てられるもの。

 ハクスイテックは、1947年に設立され、タイヤに用いられる酸化亜鉛や薬用である局方酸化亜鉛及び導電性酸化亜鉛等を始めとして様々な化学工業用原材料の製造・販売事業を手掛ける中小企業であり、2011年にHCTを設立した。ハクスイテックは、足許におけるタイの化学工業製品ニーズの拡大を踏まえ、HCTの設備増設を通じたタイでの事業拡大を企図している。融資は、こうしたハクスイテックの海外事業展開を、タイ・バーツ建て融資にて支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

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