最近(このほど)、国家建設機械品質検査センター(国家工程機械質検中心)の技術面での中心メンバーである卜凡緯氏が、「油圧ショベル製品品質の監督とサンプリング調査実施基準」(液圧挖掘機産品監督抽査実施規範)の制定準備作業に参加した。中国質量新聞網が9月6日付けで報じた。
同紙によると、同基準が監督とサンプリング調査に関わる製品範囲には、自走クローラ式とホイール式油圧ショベルが含まれ、それぞれの検査基準、サンプリング方法、サンプル処置、検査要件、判定原則、異議申立の処理などに対して明確な規定と要求の制定を行った。
油圧ショベル製品品質の国の監督とサンプリング調査に適用し、特別な状況に対する国が監督する特定プロジェクトのサンプリング調査、県レベル以上の地方の品質技術監督部門が行う地方の監督とサンプリング調査は、これを参照して執行することができる。
油圧ショベルは、多機能機械であり、水利工事、交通運輸、電力工事及び鉱山採掘等の機械施工において広く使われており、きつい肉体労働を軽減し、プロジェクトの品質を保証し、建設のスピードアップ、労働の生産性を向上させるために非常に重要な役割を果たしている。
同基準の制定と実施は、油圧ショベル製品の品質に対する監督とサンプリング調査業務をより規範化し、同製品の品質を向上させ、業界の健全かつ持続的な発展を促進する重要な役割と意義を有するものである。