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タクマグループ、約338億円で大阪市・八尾市・松原市環境施設組合向けごみ処理施設整備・運営事業を受注

 ㈱タクマ(本社:兵庫県尼崎市)は9月13日、大阪市・八尾市・松原市環境施設組合より「大阪市・八尾市・松原市環境施設組合 住之江工場更新・運営事業」を受注したと発表した。

 受注した事業は、1988年7月に竣工した住之江工場の老朽化に伴い、循環型社会形成に向けたごみの適正処理、効率的なエネルギー回収、環境負荷の低減、地球温暖化防止対策の推進を目的に、近年ニーズが高まっている既存の建物を残した状態でプラントの更新を行う、既存ストックを活用した事業。タクマを代表企業とするタクマグループは、施設の設計・建設業務に加え、施設引渡し後20年間の運営業務を一括して受託している。

 施設は、タクマ独自開発の先行型燃焼制御や運営支援システムPOCSYS®など、最新の設備・システムを導入し、廃棄物を適正かつ安定的に処理するとともに、高効率発電により積極的にエネルギーの有効利用を図る計画としている。なお、発電した電力は工場内で使用する動力を賄ったうえで余剰分を電力会社に送電する予定。

 タクマは国内外の都市ごみ焼却施設で約360施設と豊富な建設実績と多数の運転維持管理・運営実績を有しており、今後も顧客ニーズに応じたプラントを提供していくとしている。

<事業の概要>

発注者:大阪市・八尾市・松原市環境施設組合

落札者・代表企業: ㈱タクマ

構成企業:㈱鴻池組、㈱タクマテクノス

事業名:大阪市・八尾市・松原市環境施設組合 住之江工場更新・運営事業

建設場所:大阪市住之江区北加賀屋4丁目1番26号

事業内容:施設の設計・建設および運営業務

<施設概要>

施設規模:400t/24h(200t/24h×2炉)

炉形式:ストーカ方式

発電出力:11,300kW

事業方式: DBO(Design:設計、Build:施工、Operate:運営)方式

<事業期間>

設計・施工期間:2018年9月~2023年3月

運営期間:2023年4月~2043年3月

契約金額:33,750,000,000円 (消費税等相当額を含まず)

 ニュースリリース

 

 

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