東京エレクトロン(TEL)は9月11日、宮城県と同県黒川郡大和町が工業団地として造成計画中の土地を取得することについて、工場立地に関する基本協定書を締結し、調印したと発表した。
東京エレクトロンは、技術革新が続き今後も大きな成長が見込まれる半導体製造装置市場において、現在公表している2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を超えた中長期的な持続的成長に向け、主力のエッチング装置事業の開発・製造を担う東京エレクトロン宮城に隣接するこの土地を活用することにより、将来的な事業拡大に備えていく。なお、現時点で具体的な操業規模などは未定。
<取得予定の土地概要>
所在地:宮城県黒川郡大和町小野岩倉付近(大和リサーチパーク北側)
面積:約111,000㎡
引渡時期:2021年3月(予定)
<東京エレクトロン宮城事業概要について>
設立:2010年7月1日
資本金:5億円
従業員数:2,930名(協力会社含む)*2018年8月1日現在
事業内容:プラズマエッチング装置の開発・製造
本社所在地:宮城県黒川郡大和町テクノヒルズ1番