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村田機械、無人搬送台車 スマートAGV「Premex XIO」を開発

 村田機械(本社:京都市伏見区)は9月7日、無人搬送台車 スマートAGV「Premex XIO(プレメックス ジオ)」を開発したと発表した。

 来たるべき「Connected Industries」の時代には、人と設備(システム)が融合し迅速に生産品目を切り替えられる柔軟なモノづくり、いわゆる「マスカスタマイゼーション」が求められている。生産設備に対して部品や仕掛品を供給する搬送ラインでも、コンベヤを中心とした固定設備による搬送ラインに代替する、柔軟な搬送システムが志向され、近年、搬送システムにおけるAGV活用への期待が高まっている。「Premex XIO」は、こうした時代背景を踏まえて開発した新型AGV。

 「Premex XIO」は、幅700mm×全長985mm×高さ350mm のコンパクトボディで、最大荷重1tのパレット積載が可能な小型低床式AGV。コンパクトな機体により、生産設備の間や下の狭い空間も、最高走行速度120m/minで走行する。本体(駆動部)と荷物を移載するターンテーブルがそれぞれ独立して360度旋回するため、各種装置へのアクセスや、荷姿方向を配慮した移載も容易です。障害物を検知するセーフティースキャナを搭載し、狭い通路で複数台が走行しても安全。また、AGVの多数台運用時は、最適割り付けなどの運用制御をシステム全体で行うため、生産能力の増強や繁閑に合わせた運用台数の増減調整も容易。パレット搬送仕分け台車やコンベヤ等の固定設備を代替しながら、柔軟性に富むパレット搬送システムとして、様々な生産現場、物流現場に活用できる、新しいソリューション。

 この「Premex XIO」は、2018年9月11日から東京ビッグサイトで開催される国際物流総合展2018に出展する。

 ニュースリリース

 

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