・ヨーロッパにおける需要対応能力を大幅に改善する第3のPDC
・主要な現地顧客に対するサポートの改善で欧州市場における競争力を大幅に向上
斗山インフラコア(本社:韓国・仁川)は8月30日、ドイツのライプチヒ近くのHalleにParts Distribution Center (PDC:部品販売センター)を開設し、欧州市場全体にエンジン部品を提供すると発表した。(グローバルネットワーク)
韓国と米国に続く世界で3番目のヨーロッパのエンジンPDCは、1,000㎡のプロットに建設された施設で4,600台以上のエンジン部品を取り扱っている。欧州の建設機械PDCの洗練された運用ノウハウと高度なシステムを、同じ地域にある新型エンジンPDCに適用することで、欧州市場での競争力を高めていく計画。欧州のエンジン部品需要を大幅に改善したことにより、顧客やディーラーの緊急発注のために平均7日間から2日間に応答時間を短縮することができる。通常の注文の配送間隔も、月に1回から週に1回に大幅に短縮される。
斗山インフラコアは、ドイツのフォークリフトメーカーであるKIONや斗山ボブキャットを含む欧州主要顧客を抱えている。また、産業用、海洋用、発電用エンジンの需要が欧州市場で増加していることを踏まえ、欧州のエンジンPDCの規模と供給能力を引き続き拡大する予定。
「欧州でエンジンPDCを設立することで、エンジン部品を効率的に短期間で供給し、顧客満足度をさらに向上させることができると考えています。エンジン事業のグローバルな部品・サービスネットワークの拡大と強化の勢いを利用して、グローバル競争力を強化する努力は惜しまない」と斗山インフラコアのエンジンBGヘッド、Joonho Yoo氏は述べている。