UH03は、1965年(昭和40年)に日立製作所の建設機械部門(現・日立建機)が開発した、純国産技術によるわが国最初の油圧ショベルであり、一般社団法人日本機械学会の2011 年度機械遺産に認定されている。
それまで主流であった1ポンプ1コントロールバルブ方式に対し、自社技術で開発した2ポンプ2コントロールバルブ方式の油圧システムを採用することで、操作性を飛躍的に向上させた。
日立建機は、「今回の登録された技術をはじめとする自社の技術に加え、日立グループのさまざまな技術を活用する「One Hitachi」の取り組みや、パートナー企業が持つ技術を活用するオープンイノベーションを推進し、お客さまの課題である「安全性向上」「生産性向上」「ライフサイクルコスト低減」を解決する製品開発と技術革新を進めていきます。」としている。