東洋合成工業(本社:東京都台東区)は8月28日、約70億円を投じて千葉工場内(千葉県香取郡東庄町)内に延床面積約7,000㎡の第4工場を建設すると発表した。新工場は、2018年11月着工、2020年7月竣工、同年9月の稼働開始を予定している。
同社は、千葉工場で半導体・ディスプレイの製造に使用されるフォトレジストの主原料となる感光性材料を主要製品として生産している。半導体業界は世界的なIoT への進化により、情報通信技術の普及が産業面だけでなく、日常生活に不可欠なコンシューマー向けエレクトロニクス製品や車の自動運転等、使用用途の一層の拡大が見込まれている。このような世界的な需要の拡大に対応し、生産能力の強化を図るため、工場の建設を決定した。
<新工場計画の概要>
名称:東洋合成工業株式会社 千葉工場 感光材第4工場(仮称)
延床面積:約7,000 ㎡
投資金額:70 億円 (建物・設備)
資金計画:自己資金及び借入金により充当
着工予定:2018年11月
竣工予定:2020年7月
稼働開始予定:2020年9月