中国の機械メーカー、中联重科股份有限公司(英文表記:ZOOMLION、本社:湖南省長沙市)は8月1日、同社の子会社、中联重机械股份有限公司を人工知能農業機械会社に発展させるため、LANDING.AI(本社:ケイマン諸島)と人工知能技術で協力枠組み協定を結んだと発表した。
7月31日、中联重科およびその子会社である中联重机械と LANDING.AIは、コラボレーションフレームワーク契約に署名した。契約の履行期間は契約日から5年間。LANDING.AIは、中国国内において独占的に中联重机械に人口智能技術を提供し、中联重機械を人工知能農業機械会社に発展させることを目標としている。
LANDING.AIは、従来の企業を人工知能技術主導の企業に変えるためのAIソリューションとサービスの提供に専念する世界をリードする人工知能技術企業。創業者の吴恩达教授とそのチームは、人工知能の開発と応用におけるR&D技術と豊富なプロジェクト経験を持ち、この合意を達成する能力を持っているという。
中国の農業機械市場は、技術革新と市場の構造的変革と高度化に直面しており、中・高級農業機械製品の市場需要は高まっている。協定では、農業機械の技術水準を向上させ、業務効率を改善し、運用コストを削減し、ユーザーエクスペリエンスを高め、中联重机の人工知能技術を育成するために、人工知能技術によって農業機械の技術水準を向上させる予定。
アルゴリズム、データアーキテクチャー、ビッグデータ分析など最先端の科学技術の才能は、将来の技術開発動向を十分に満たす。協定は、将来の技術向上のために会社を準備し、農業機械が農業生産に影響を与える大きなデータを持つことができるようにする。機械の学習、推論、自己諜報の意思決定の脳は、農業機械のインテリジェント化をまったく新しいレベルに押し上げる。
人工知能の応用は、製造企業にとってはまったく新しい技術分野であるため、この契約およびAI技術の適用による特定の製品の適用の深さおよび幅については依然として不確実性があり、投資リスクには注意が必要。また、今回の協力枠組み協定は、枠組み合意であり、合意書に署名することは、中联重科の財務状況および2018年度の業績に重要な影響を与えないとしている。
<パートナー所在地>
登録所在地:PO Box 309, Ugland House, Grand Cayman, KY1-1104