長野工業(本社:長野県千曲市)は8月9日、欧州で高所作業車の販売に乗り出すため、ベルギー、オランダ、ドイツの3カ国で代理店契約を結んだと発表した。
ベルギーは、Vertimac、オランダは、Pfeifer Heavy Machinery、そしてドイツ、オーストリア、スイスについては、ドイツのArbeitsbühnenBeckerと代理店契約を結んだ。
長野工業は、1968年創業、建設機械・特殊車両の開発設計・製造・販売、無線・電装装置の開発設計・製造・販売を事業としている。1971年には全旋回式ミニショベル国産1号機を製造、1989年から高所作業車を製造開始した。ミニショベルでは、大手建機メーカーの受託生産なども行っていたが、2000年代に経営不振に陥り、2011年には中国の北京京城機電控股有限責任公司の支援を受け、新生・長野工業として事業を開始している。長野県内に工場3カ所、従業員は158人(2018年6月1日現在)。