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西口アンプル製作所、島根県出雲市で目薬容器の生産設備を増設、「日本製」目薬が増加

 ㈱西口アンプル製作所(本社:大阪市阿倍野区)は、事業拡大を図るため、出雲工場(島根県出雲市)の増築及び生産設備の増設を決定した。この投資計画に関して、島根県は8月16日、同社に対して立地計画認定書を交付、21日には、島根県、出雲市の三者で立地協定を締結すると発表した。

 同社は1970年に設立、国際基準に適合した品質管理体制のもと、医療用容器の製造で業績を拡大してきた。1996年に出雲市(出雲長浜中核工業団地)に進出、多種多様な目薬容器(ボトル、ノズル、キャップ)を生産している。

 今回の計画は、高齢化の進行に伴う国内需要の増加や、アジア各国での高品質な「日本製」の目薬需要の増加を背景に、取引先からの受注が拡大していることから、工場棟の増築と加工ラインの増設により生産能力を強化するもの。投資額は4億6,000万円、操業後3年間で、5名の雇用増を計画している。

 島根県としては、同計画が新たな雇用創出と地域経済の発展に繋がるものとの期待から、地元出雲市とともに同社に対し資金面、人材確保の面で支援、協力を行う。

<計画の概要>(既存敷地内での増築・生産設備増設)

立地場所:出雲市長浜町1372-6(出雲長浜中核工業団地)

敷地面積:10,017 ㎡

建物面積:3,904 ㎡(うち今回増築1,216 ㎡、鉄骨ALC 造2階建て)

投資額:4億6,800万円

操業開始:2019年2 月

従業員数:申請時・12名、操業後3年・17名

事業内容:目薬容器(ボトル、ノズル、キャップ)の製造

<会社概要>

会社名:株式会社西口アンプル製作所

所在地:大阪府大阪市阿倍野区阪南町6-7-24

代表者名:代表取締役社長 西口 守

設立年月:1970年9月

資本金:1,500万円

従業員数:43 名(うち県内常用従業員12 名)

事業内容:プラスチック製品、主に医療用容器の製造

 島根県報道発表資料

 

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