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トガシ技研、半導体製造装置向けロボット工場新設、きらやか銀行と政投銀が6億円のシンジケートローン

 ㈱きらやか銀行(本店:山形市)と㈱日本政策投資銀行(DBJ)は8月16日、㈱トガシ技研(本社:山形県鶴岡市)がロボット工場を新設するにあたり、共同アレンジャーとして6億円のシンジケートローンを組成したと発表した。

 トガシ技研は、産業用機械の企画設計から製造・立ち上げまでを一貫して手掛けるエンジニアリング企業であり、近年では自動車生産プラットフォーム向け自動車ラインの製造を中心に業容を拡大している。同社の技術は大手自動車メーカーを中心に高い評価を受けており、国内外の工場で多数導入されている。

 なお、2016年3月には「じもと創生本業支援ファンド」の第1号案件として、トガシ技研の財務基盤強化に資するべくDBJの「特定投資業務」を活用したトガシ技研優先株式の引受けを行っている。

 今回のローン組成は、トガシ技研が国内大手ロボットメーカーと業務委託契約を締結し、半導体製造装置向けクリーン搬送ロボットの生産工場を新設するにあたり、きらやか銀行とDBJの共同アレンジによりシンジケートローンを組成することで、新規事業領域に進出する同社のさらなる成長・発展を支援するもの。

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