昭南ハイテックス(本社:宮崎県えびの市)は、自動車部品やセラミックヒーター部品の増産要求などに対応して鹿児島県湧水町に工場を新設する。8月15日、鹿児島県が8月9日に立地協定を結んだと発表した。
昭南ハイテックスは、1983年4月、宮崎県えびの市において、電子部品生産事業を柱とした企業として設立、半導体部品の製造のほか、検査、組立及びテスト基盤の製作・修理等を行っている。
同社は、本社工場をはじめ、同県の加久藤工場や熊本県人吉工場の3工場において、大手セラミック加工会社の協力工場として、自動車部品、セラミックヒーター部品、LED半導体部品の製造・加工・検査等の事業を展開、売上高は年々増加を辿っているという。
今回の湧水町での工場新設は、自動車部品やセラミックヒーター部品の増産要求に対応するとともに、現在ある各工場への利便性など条件もよいことから決定した。
<新設工場の概要>
工場名:昭南ハイテックス株式会社湧水工場
用地面積:11,391㎡
建物面積:1,512㎡
着工予定:2018年11月
操業予定:2019年4月
新規雇用者:20名
投資予定額:5,000万円(うち用地購入費1,310万円)
事業内容:セラミックヒーター製造、検査
生産計画:年額4億2,000万円(初年度)
立地協定日:2018年8月9日(木曜日)
<昭南ハイテックス株式会社の概要>
所在地:(本社)宮崎県えびの市大字岡松445番地2
(工場)本社工場、加久藤工場、人吉工場
代表者:代表取締役会長原裕一、代表取締役社長原田揚一
設立:1983年4月
資本金:1,200万円
年商:13億3,900万円(2017年9月期)
従業員数:412名(2018年7月現在)
事業内容:自動車部品セラミックヒーター製造・検査、半導体部品薄膜製造・検査、機構部品セラミック加工・研磨