㈱トプコン(本社:東京都板橋区)は8月3日農業機械向け自動操舵システムの新たなオプションとしてオートターン機能の販売を7月より開始したと発表した。従来の自動操舵システムでは実際に作業を行う直線(及び曲線)部分のみハンドルを自動で制御していたが、この機能の追加により枕地(※1)で車両を転回させる作業についても自動制御が可能となる。
この機能により、作業機の幅に合わせた隣接旋回(※2)、一つ飛ばし、二つ飛ばし等の旋回作業も自動で行える事から、特にロータリ、代掻き、肥料散布などで威力を発揮し更なる高効率化、疲労軽減が見込まれる。また、付帯機能として枕地のラインも自動操舵用の走行ラインとして使用することが可能となるとしている。