新会社では、オフィスプリンティング機器のグローバル集約生産拠点として、IoTによる販売、製造データの活用や最先端のロボットや自動化設備を導入することで、QCDのレベルアップだけでなく、今まで消費地拠点で行っていたカスタマイズ生産を高効率に実現していく。た、客様での稼働データと製造データを一元管理することで、機器の稼働品質の向上を図る。さらに、CO2の徹底的な削減に取り組むリコーグループ環境最先端工場として、太陽光発電設備や置換換気・空調システム、自然採光・自然換気などを積極的に採用し、脱炭素社会の実現にも貢献する。
リコーは、2018年2月に成長戦略「挑戦」を発表し、「オペレーションを磨き、複合機を進化させ、顧客基盤を固める〈成長戦略0〉」、「プリンティング技術の可能性を追求し、顧客基盤を拡大する〈成長戦略1〉」、「顧客基盤にリコーならではの付加価値をのせ、さらにオフィスと現場をつなぐ〈成長戦略2〉」に取り組んでいる。
新会社の設立は、成長戦略0を実現するための旗艦工場として設立するもので、デジタルマニュファクチャリングの推進により、事業効率を徹底的に高める「オペレーション・エクセレンス」の実現に貢献していく。
<新会社の概要>
名称:Ricoh Manufacturing (China) Ltd.
所在地:中国広東省東莞市
竣工予定:2019年8月
投資額:約75億円
事業内容:オフィスプリンティング機器の生産
土地面積:約9万㎡(建屋面積 約8万㎡)