宮崎県は7月18日、6月29日付けで、㈱メタルフォージ(本社:宮崎県東臼杵郡門川町)を県の立地企業として認定し、同社において認定書の交付を行ったと発表した。同社は、宮崎を含む九州を生産拠点とし、アジア(主にインド・東南アジア)のトヨタ工場に部品を供給しており、今回のプレス工場のライン新設により、生産体制を強化する。
同社は、㈱メタルアートの100%出資子会社として、宮崎県の企業誘致に応じて1993年3月に設立。「鍛造」という工法で、自動車や建設機械等の重要な部品を製造している。今回、自動車エンジンの部品である「コンロッド」の生産能力を増強するため、現工場の敷地内にプレス工場のラインを新設するもの。
宮崎県としては、「雇用の創出はもとより、地域経済の活性化に貢献いただけるものと大いに期待しています」としている。
<プレス工場新ラインの概要>
工場設置場所:東臼杵郡門川町大字門川尾末10787-2
建築面積:727.6㎡
延床面積:765.5㎡
設備投資額:10億2,550万円
新規県内雇用者数:21人
事業内容 自動車エンジン部品製造(鍛造品)
生産計画:2018年度 1億300万円、2019年度 12億2,100万円
着工:2018年1月
完成:2018年6月
操業開始:2018年9月
<株式会社メタルフォージの概要>
代表者:代表取締役社長 辰巳 隆英
本社所在地:東臼杵郡門川町大字門川尾末10787-2
設立年月日:1993年3月25日
資本金:1億円
事業内容:鍛造品の製造(自動車・建機・農機部品等製造)
従業員数:157人(契約・派遣含む)
売上高:2017年3月期 44億900万円