㈱ソディックは7月19日、多様化する金属3Dプリンタの要求に対応するため、新製品“金属3Dプリンタ” 「LPM325」を開発し、2018年11月より発売を開始すると発表した。
LPM325」は、金属粉末の溶融凝固による3D造形加工と、造形した加工物への基準面加工 を1台の機械で行う金属3Dプリンタのエントリーモデルであり、同社金属3Dプリンタ製品の ラインナップに追加する。
ソディックグループが所有する要素技術により、金属3Dプリンタのエントリーモデルとして要求 される高速金属3D造形と基準面加工の複合加工を実現することに成功した。同製品は、「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」(2018年11月1日~11月6日:東京ビッグサイト)への出展を予定している。
ソディックは2014年10月より精密金属3Dプリンタ「OPM250L」を販売してきた。 OPMシリーズは、金属粉末を溶融凝固させる精密金属3D造形から仕上げの切削加工までを完全 自動で行う、業界初の「ワンストップ・ソリューション」を実現した精密金属3Dプリンタの ハイエンドモデル。新製品「LPM325」は、金属3D造形と二次加工用の基準面だけを加工する機能に限定することで、造形速度の大幅向上に成功した、高速金属3Dプリンタのエントリーモデル。
標準価格(税抜き)3,700万円で、生産目標台数は年間50台。