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斗山インフラ、ロシア最大の産業見本市「INNOPROM 2018」で市場拡大基盤を構築

・DoosanCONNECT™は、ホイールローダーとエンジンに加え、現地企業からの関心を引き付ける

・年間成長率50%を誇るロシアの建設機械市場における販売チャネル強化

 韓国の建設機械メーカー、斗山インフラコア(本社:仁川)は7月13日、Yekaterinburg(エカテリンブルク)で7月9日から12日にかけて開催されたロシア最大の産業見本市「INNOPROM 2018」に参加し、ロシアの市場シェアを拡大するためのホイールローダー、エンジン、先端技術を導入したと発表した。

 ロシアの建設機械市場は年間6,000台で、50%以上の成長率を誇っている。斗山インフラコアの市場シェアは10%。

 斗山インフラコアは、ロシアで販売されているホイールローダーの半分以上を占める主力商品であるSD300ホイールローダーを展示した。他にも、重機、船舶、商用車、発電機に使用されるDL08エンジンをロシアでのエンジン事業の拡大を目指して展示した。DL08モデルはロシアを含む世界中で広く販売されている。

 斗山インフラコアまた、独立した空間で高度なテレマティクス技術を使用したソリューションサービス「DoosanCONNECT™」を導入した。

 斗山インフラコアの担当者は、「訪問客は、ロシアの建設現場が通常、巨大であるかディーラーの事業所から離れているため、離れた場所からの機器監視を可能にするDoosanCONNECT™に強い関心を示しました。ロシア副首相Dmitry Kozak(ドミトリー・コザック)氏をはじめ、ショー中に斗山のブースを訪れた多くの有名人が、斗山の製品と技術に大きな関心を示しました。地元のメディアはまた、斗山インフラコアの製品を紹介した後、潜在顧客からの製品の問い合わせ件数が増加しています。このショーは、同社がロシア市場での地位を高めるチャンスでした。」

 斗山インフラコーポレーションの新興市場担当チョン・グァンヒ(Chung Gwan-hee)マネージングディレクターは、第4次産業革命に対処するための同社の戦略に加えて、建設機械業界におけるICTのコンバージェンス(収束・収斂)の成功例として、展示会のサブイベント「韓国・ロシア産業フォーラム」でDoosanCONNECT™を紹介した。

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