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タクマ、岐阜バイオマスパワー向けバイオマス発電設備受注

 ㈱タクマは7月12日、㈱岐阜バイオマスパワー(本社:岐阜県瑞穂市)よりバイオマス発電設備を受注したと発表した。

 ㈱岐阜バイオマスパワーは、2013年に設立された木質バイオマス発電事業会社で、2014年12月よりタクマが納入したバイオマス発電設備を利用されている。

 今回の発電設備は、同社で2件目のバイオマス発電所として建設されるものであり、森林資源が豊かな岐阜県内で、これまで間伐等で伐採されながらも放置されてきた未利用木材を主な燃料として有効利用するもの。設備の導入により林業の活性化や雇用創出による地域の活性化など様々な波及効果が見込まれる。発電規模は6,800kWで、発電した電気は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の事業計画認定を受け、電気事業者への売電が計画されている。

 バイオマスを燃料とするボイラは、タクマが最も得意とする商品のひとつであり、1950年代から木質チップやバガス(さとうきびの搾りかす)のボイラを国内外に合わせて610缶以上納入している。2012年7月の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の開始により、安定的な収益が見込めるようになったことから、バイオマス燃料を用いた発電事業への取り組みが活発化している。タクマは、これまで培ってきた技術とノウハウをもとに多種多様なバイオマスの特性に応じた最適システムを提案し、顧客ニーズに応えていく。

<設備の概要>

工事名称:岐阜バイオマスパワー発電所第2号発電設備設置工事

設置場所:岐阜県瑞穂市

発電規模:6,800kW

主な燃料:未利用木材、一般木材

完成予定:2020年7月

 ニュースリリース

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