住友理工は７月３日、産業用ホースの製造・販売子会社、㈱住理工ホーステックス（京都府綾部市）と、同ホースのアセンブリ加工・国内販売子会社、住理工ホース販売（愛知県小牧市）が7月1日に統合し、住友理工ホーステックス（本社：京都府綾部市）に社名を変更したと発表した。翌2日には、社名変更記念式典を住友理工ホーステックス本社で開催した。
住理工ホース販売（当時：TRIホース販売）は、全国の産業用ホース販売代理店を統括する会社として2008年に誕生。高圧ホースのアセンブリ加工と、各種産業用ホースおよび関連製品の仕入・国内市場向けの販売を行ってきた。また、住理工ホーステックス（同：TRI京都）は、2013年にグローバル展開におけるマザー工場の役割を担う拠点として設立し、2016年には、住友理工から産業用ホース事業を承継。高圧ホース・搬送用ホースの製造および国内外の建機メーカーへの販売を行ってきた。
今回の統合により、グループの経営資源を集約し、意思決定の迅速化、事業の効率化による収益力の向上と事業基盤の強化を図る。加えて、製販一体化により、多様化するニーズに即応できる体制の構築を進める。また、国内グループ会社で初めての「住友理工」を冠する社名となることで、国内市場におけるシェア拡大に弾みをつけ、需要が高まる中国・インドに加え、今後本格参入を目指す北米・欧州・ASEANエリアなどグローバル市場における事業展開を加速する。
＜住友理工ホーステックスの概要＞
英文：Sumitomo Riko Hosetex, Ltd.
本社所在地：京都府綾部市とよさか町1番地（京都府綾部工業団地内）
事業内容：高圧ホース・搬送用ホースの製造・販売
資本金：30億円（出資比率：住友理工株式会社 100％）
設立：2013年12月6日
代表者：代表取締役 社長 蜷川広一
従業員数：450人（2018年7月1日時点）
ホース製造拠点：京都
営業・アセンブリ拠点：京都、東京、大阪、名古屋、札幌、広島、福岡、仙台