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NEDO、鉱研工業、日伸テクノ、地中熱利用システム専用の新型掘削機を開発

 NEDOは7月2日、NEDOの事業において、鉱研工業㈱日伸テクノは、地中熱利用システム専用の新型掘削機「FSGT-150C」を開発したと発表した。

 開発した掘削機は、地中を掘削するロッドの最適な振動制御により掘削時間を短縮できるとともに、自動のロッド交換システムの採用により作業人員の削減が可能。同機を用いた掘削手法の実証試験を行った結果、掘削時間の30%以上の削減に加え、作業人員を3分の1まで削減できたことにより作業工数を20%以上削減できることを確認した。

 今後、鉱研工は、掘削機の改良を進め、2019年度より本掘削機の装置販売を開始する予定。開発した掘削機により、作業員の安全性向上と、掘削時間や作業人員の削減を実現し、コスト低減による地中熱利用システムの拡大に貢献する。

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