日本食研ホールディングスは6月27日、子会社である台灣食研食品股份有限公司が、台湾に同社主力商品であるブレンド調味料を製造する新本社工場を嘉義縣(かぎけん)に建設すると発表した。初期投資額は約33億円。2018年12月に着工、2020年2月竣工の予定。
日本食研グループでは、1986年2月に台北支店を開設以来、台湾において順次販路を拡大し、2008年4月には現地法人として台灣食研食品股份有限公司を設立した。2018年6月現在で事業所4ヶ所を設置し、精力的に営業活動を行っている。
このほど、現地に生産拠点と、新たに新設営業所1ヶ所を設け合計5ヶ所の事業所となることで、台湾市場に対し柔軟かつ迅速な対応を実現し、さらなる売上の拡大に備えるとともに、海外におけるブレンド調味料市場拡大に向けた取り組みを強化していく。
<台灣食研食品股份有限公司 本社工場 概要>
工場名:台灣食研食品股份有限公司 本社工場
敷地面積:17,934㎡/延床面積:9,628㎡/建築面積: 4,331㎡
建設:日商藤田股份有限公司
着工:2018年12月予定/竣工:2020年2月予定/稼動:2020年春予定
生産品目:液体・粉体ブレンド調味料
生産能力:8,000t/年/初期投資額:約33億円
<台灣食研食品股份有限公司 会社概要>
本社所在地: 中華民国 台灣省 台北市(10565 中華民國台灣省台北市松山區東興路26號5樓)
※本社工場竣工と同時に移転を予定
設立:2008年4月17日
資本金:1,400万台湾元(4,800万円)
代表者:董事長兼総経理 京 賢太郎
社員数:59名(2018年6月1日現在)
事業内容:ブレンド調味料(液体・粉体)・食品原料・冷凍食品等加工調理食品の輸入・販売
事業所:台北営業所、台北特販営業所、台中営業所、高雄営業所、 嘉義営業所(※)
※台湾食研食品股份有限公司 本社工場竣工時に開設予定