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ヤンマー、位置情報・ロボット技術などICT活用の自動運転トラクターを発売

 ヤンマーは6月27日、グループ会社であるヤンマーアグリ(本社:大阪市)が、位置情報やロボット技術などのICTを活用して農作業の省力・省人化、効率化を実現する自動運転トラクターを、10月1日より順次発売すると発表した。ヤンマーの自動運転技術搭載機種は「SMARTPILOT」シリーズとしてラインアップを強化していく。

 近年、農地の集約による経営の大規模化や就農者減少・高齢化による人手不足といった課題を抱える農業分野において、ICTを活用した作業効率化が求められている。ヤンマーは、作業の省人化を実現する無人運転のロボットトラクターに加え、最小限の操作を有人で行い、経験や勘に頼っていた高精度な作業を自動化して省力化を実現するオートトラクターをラインアップした。さらに、すでに所有しているYTトラクターを改装することでオート、ロボット仕様にアップグレードすることも可能。

 ヤンマーは、今後もICTを活用したさまざまな商品・サービスを提供することで顧客の作業省力化・効率化を目指し、持続可能な農業の発展に貢献していく。

<商品概要>

  1. オートトラクター(YT488A/498A/4104A/5113A)

  商品価格:10,725,000円~14,075,000円(税抜、メーカー希望小売価格)

  1. ロボットトラクター(YT488A/498A/4104A/5113A)

  商品価格:12,145,000円~,15,495,000円(税抜、メーカー希望小売価格)

  販売目標:オートトラクター、ロボットトラクター、アップグレードキット含め、年間100台

 ニュースリリース

 

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