日本発条は6月21日、長野県伊那市に精密ばね製品の新工場を建設すると発表した。
精密ばね事業の主力製品である自動車向けトランスミッション用スプリングは、グローバルでの自動車市場の拡大と高機能トランスミッション市場の成長により、今後も需要の拡大が見込まれている。現在、同製品は長野県宮田村にある伊那工場で生産しているが、生産能力の増強を図るため、近隣の子会社であるニッパツフレックス敷地内に新工場を建設することにした。
<新工場概要>
名称:精密ばね生産本部伊那工場(第12工場棟)
所在地:長野県伊那市西箕輪2445-5(ニッパツフレックス(株)内)
投資額:66億円/工場規模:延床面積6,988㎡
生産品目:自動車向けトランスミッション用スプリング
着工:2018年3月/完成予定:2018年12月/稼働予定:2019年4月
完成後の生産能力:5,800万本/年