kikai-news.net

コマツ、延期していたコマツキャステックスの吸収合併は10月1日に決定

 コマツは6月19日、2月に決定、3月にいったん延期するとしていた完全子会社コマツキャステックスの吸収合併を2018年10月1日付けで実施することを取締役会で決議したと発表した。合併は、100%子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容を一部省略して開示している。

 コマツキャステックスは1997年の設立以来、コマツ建設・鉱山機械向けを中心とする一般鋳造品の製造・供給を行ってきた。とりわけ、コマツ商品の鉱山機械(大型ダンプトラック・ブルドーザー)については、鋳鋼鋳物の使用比率が高く、これまでその安定供給の役割を着実に担ってきた。

 コマツキャステックスをコマツに吸収合併することで、鉱山機械にとって重要なパーツである、作業機・フレームなどに使用する鋳鋼鋳物並びにエンジン・油圧機器などに使用する鋳鉄鋳物の技術開発の強化・促進を図り、それらの高強度化・軽量化・耐摩耗性向上を実現し、当社建設・鉱山機械のさらなる競争力向上を図っていく。

<コマツキャステックスの概要>

住所:富山県氷見市下田子1 番地3

代表者:代表取締役社長 岩崎 章夫/資本金:6,979 百万円/設立:1997年7月16日

売上高:36,075 百万円/営業利益:4,044百万円/当期純利益:3,749 百万円(各2018年3月期)

 ニュースリリース

 

 

モバイルバージョンを終了