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日本山村硝子、台湾に光通信市場向けレンズキャップの合弁会社を設立

■2017年12月の基本合意が具体化、7月に事業開始予定

 日本山村硝子は6月15日、2017年12 月25日に基本合意していた台湾の中國砂輪企業股份有限公司(以下、KINIK社)との光通信市場向けレンズ事業の合弁会社設立ついて、協議を継続してきたが、同日付けで契約を締結したと発表した。

 世界的に今後ますます市場が拡大していくことが見込まれる光通信市場において、主にアクセス網で使用される球面レンズに強みを持つ日本山村硝子グループと、大容量通信で使用される非球面レンズに強みを持つ KINIK 社が、双方が保有する技術力と販売力を結集し、強化することが事業拡大に有効であるとの認識で一致し、合弁契約締結に至った。

 日本山村硝子では、この合弁事業を含め、2017 年度~2019 年度の中期経営計画における経営方針の一つである「ニューガラス事業の拡大」にさらに取り組んでいく。

<合弁会社の概要>

名称(英文名称):台灣山村光學股份有限公司(YAMAMURA KINIK OPTICAL CO.,LTD)

所在地:台湾 30352 新竹縣湖口郷新竹工業區文化路 6 號

代表者の役職・氏名:未定(董事長及び総経理は日本山村硝子が指名)

事業内容:光通信市場向けレンズキャップの生産および販売

資本金:30 百万台湾ドル(約 111 百万円)

出資比率:日本山村硝子:70%、KINIK社:30%

設立年月日:2018 年 7 月(予定)

事業開始日:2018 年 7 月(予定)

決算期:12 月期

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