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千代田化工、千葉アルコン製造と水素化石油樹脂生産設備の設計・調達・建設業務の工事請負契約を締結

 千代田化工建設は6月13日、千葉アルコン製造株式会社(*)(本社:千葉県市原市)と、水素化石油樹脂生産設備の設計・調達・建設(EPC)業務の工事請負契約を締結したと発表した。

 建設する水素化石油樹脂生産設備は、紙おむつ等の組み立てに用いられるホットメルト接着剤の原料である水素化石油樹脂の生産を行うもので、水素化石油樹脂は世界的に需要の成長が見込まれている。

 千代田化工建設は、2016年より水素化石油樹脂生産設備の基本設計業務を、3社を代表して荒川化学工業より受注、遂行し、このほど、千葉アルコン製造と年産2万トンの生産設備EPC業務を締結することになった。

 締結したプロジェクトは千葉アルコン製造における初の事業であり、千代田化工建設では、そのコントラクターに選ばれたことは、化学プラント分野における実績、経験、ノウハウを評価されたものと捉え、プロジェクトの完成に向けて、着実に業務を遂行していくとしている。

*千葉アルコン製造株式会社:荒川化学工業株式会社(51%)、コスモエネルギーホールディングス株式会社(14%)、丸善石油化学株式会社(35%)が出資し、2018年2月に設立。

<工事請負契約の概要>

顧客名:千葉アルコン製造株式会社

案件名:水素化石油樹脂生産設備のEPC業務

建設地:千葉県市原市(コスモ石油株式会社千葉製油所内)

完成時期:2020年秋

 ニュースリリース

 

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