フィンランドに本拠を構えるKonecranesは6月11日、米国サウスカロライナ州チャールストンにあるSouth Carolina Ports Authority(サウスカロライナ州港湾局、SCPA)から受注した26基のRubber Tired Gantry(RTG)クレーンを引き渡すと発表した。クレーンは、Charleston(チャールストン)港と内陸港Greer(グリア)のSCPAのWando Welchターミナルに配達される。配送は2019年から2020年に行われる。26基の新しいRTGが運用されると、SCPAは81基のKonecranes RTGを運営する。
サウスカロライナ港湾局(SCPA)はサウスカロライナ州チャールストンとグリーアとDillon(ディロン)の内陸部ターミナルを所有し運営している。
新しいRTGのうち24基は、SCPAのWando Welchターミナルに配達され、オペレーションの近代化計画をサポートし、コンテナ敷地の容量を増やす予定。内陸港グリアは、継続的な量の増加をサポートするために2基の新しいクレーンを受け取る予定。
「これは1998年以来、Konecranesで6番目に大きなRTG注文をしています。RTGが品質構築、動作特性、長期的な保守性で最高のクラスであることが証明されたため、Konecranesに引き続き戻ります。Konecranesはまた、地元の施設から優れた技術サポートとメンテナンスサポートを提供しています。私たちは、Konecranesとの強力なパートナーシップを構築することを楽しみにしています」と施設運用とメンテナンスのターミナル戦略担当シニアディレクター、Stevenson E. Kemp,Jr(スティーブンソン.E.ケンプ・ジュニア)は述べた。
「サウスカロライナ港湾局との関係はますます強くなっています。この重要な命令の形で私たちに継続的に信頼されていることを喜んで喜んでいます」とKonecranes港湾ソリューション担当地域責任者、Jussi Suhonen(ジュシー・スホネン)は語った。
RTGは50トンの持ち上げ能力を持ち、1個以上のコンテナを1個以上積み重ね、6個のプラストラックレーン幅を積み上げている。コンテナの揺れをなくしてコンテナの取り扱い性能を向上させるKonecranesのActive Load Controlが装備されている。彼らはまた、オートステアリングとトラックリフト防止機能を備えており、スタック衝突防止やオートトラックガイドのような特別な機能を備えている。
■Konecranesについて
Konecranesは、製造業およびプロセス産業、造船所、港湾およびターミナルを含む幅広い顧客にサービスを提供する世界をリードするLifting Business™のグループ。Konecranesは生産性を向上させるリフトソリューションだけでなく、すべてのメーカーのリフト用のサービスを提供する。2017年のグループの売上高は31億3,600万ユーロ(約4,077億円:130円計算)であった。グループは、50カ国600都市に16,200人の従業員を擁している。Konecranesの株式は、ナスダックヘルシンキ(記号:KCR)に上場している。