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荏原環境プラント、ソヤノウッドパワー向け木質バイオマス発電所建設工事を受注

 荏原製作所グループの荏原環境プラント(本社:東京都大田区)は6月4日、ソヤノウッドパワー向け木質バイオマス発電所建設工事を受注したと発表した。

 ソヤノウッドパワーは、征矢野建材、九電みらいエナジー、㈱九電工、北野建設、一般社団法人グリーンファイナンス推進機構、八十二キャピタルの6社の出資により設立された木質バイオマス発電事業会社。

 また、長野県、塩尻市、征矢野建材は、平成24年より連携して、木材加工施設と木質バイオマス発電所を整備し、木材の新たな需要創出と循環型社会の形成を目指す「信州F・POWERプロジェクト」を進めている。

 木質バイオマス発電所は、これまで山林に残置されてきた間伐材等の未利用材や木材加工施設から発生する製材端材を燃料として使用し、長野県内最大規模の出力である14,500kWの発電を行うもの。

 荏原グループは、多種多様な燃料を安定燃焼できる内部循環流動床ボイラの特長を生かした、優れた木質バイオマス発電所の建設と高品質なサービスの提供を通じ、今後も再生可能エネルギーの普及と地球温暖化対策に貢献していく。

<発電所概要>

建設予定地:長野県塩尻市

使用燃料:国産木質バイオマス(未利用材、製材端材)

ボイラ形式:内部循環流動床ボイラ(ICFB)

発電規模:14,500kW

運転開始予定:2020年10月

 ニュースリリース

 

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