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スチールプランテック、コイルセンターフジタ向けレベラー&スリッターラインを受注

 スチールプランテック(本社:横浜市港北区)は5月30日、㈱コイルセンターフジタ(本社:東京都墨田区)とレベラー&スリッターライン納入に関する契約を調印したと発表した。

 昨今、ステンレス鋼板、チタン板、炭素鋼板等の超高強度材、高機能材の需要増に伴い、これら鋼材の矯正ニーズが急速に高まっている。超高強度材や高機能材は、平坦度や内部残留応力が一般材より悪くなっていることが多く、従来から適用されている矯正設備では十分な矯正が得られない。

 コイルセンターフジタでは、これまでにない高性能・多機能の矯正設備を導入し、平坦度に優れ内部残留応力の少ない高品質材の供給の実現を計画していた。スチールプランテックは、これら超高強度材、高機能材をはじめ、コイルセンターが扱う幅広い材料の委託加工のニーズを満たすため、これまでに培った最新式ローラレベラの技術とテンションレベラの技術を融合させた新しいコンセプトを持ったレベラーラインを提案、採用に至った。同ラインは、2020年2月の稼働が予定されている。

 累計で200台の受注を昨年達成したテンションレベラ及び累計約150台となる精密ローラレベラはスチールプランテックの主力商品の一つ。同社では、今後も、顧客の要望に応え、新たな矯正ニーズに対応したカスタマイズド・エンジニアリングを進めることで、矯正技術の発展とテンションレベラ及びローラレベラを拡販していくとしている。

 ニュースリリース

 

 

 

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