㈱タダノは5月21日、オールテレーンクレーン「ATF-220N-5.1」(最大吊上げ荷重220t)と「ATF-200N-5.1」(同200t)の2モデルを発売すると発表した。
欧州排ガス規制EUROMOT4(注1)対応エンジンを搭載し、顧客からの要望が高い性能の向上や、ジブ仕様の追加、公道走行のための分解搬送性を見直し、更なる安全性の追求と作業性の向上などを図り、新モデルとして開発した。
オールテレーンクレーン ATFシリーズは、世界戦略機種として全世界への供給を目的とし、タダノとタダノファウン社(タダノ100%子会社:ドイツ)が共同開発している。
(注1) EUROMOT4(ユーロモト4):現在、世界中で実施されている排ガス規制のうち、もっとも厳しい排ガス規制のひとつ。
<標準仕様価格と販売見込み台数>
ATF-220N-5.1:3億円 [税別](装備等により異なる)
ATF-200N-5.1:2億7,000万円 [税別](装備等により異なる)
販売見込台数:年間20台(2機種あわせて)