千代田化工建設とモザンビーク国営炭化水素公社であるEmpresa Nacional de Hidrocarbonetos, E.P.(本社:モザンビーク、以下「ENH社」)は5月15日、ENH社エンジニアへの人材育成に関する覚書を締結したと発表した。なお、本件はENH社タバレス マルティンホ副社長と当社佐原副社長により覚書が交換された。
千代田化工建設はこれまでの世界におけるLNGをはじめとする各種プラントの豊富な建設実績を活かし、諸外国より通算で数百名のエンジニアを受け入れ、ハイドロカーボン分野のプラント諸設備における設計技術などを習得する機会を提供してきた。
千代田化工建設は、2014年にENH社との間でエンジニアへの人材育成に関する覚書を締結し、これまで延べ約120名に対して研修を行ってきた。今回の覚書は今後も研修を継続したいとのENH社からの要請を受けて新たに締結するもの。これまでの千代田化工建設の経験を生かし、技術的知識や設計実務を研修生が総合的に習得できるトレーニングプログラムを提供することを通して、モザンビーク共和国のさらなる持続可能な発展に貢献していくとしている。