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コベルコ建機、2017年度売上は17.4%増の3,645億円、18年度見通しは5.6%増の3,850億円

 ㈱神戸製鋼所が4月27日に発表した2018年3月期(2017年度)連結業績によると、コベルコ建機(本社・品川区)の売上高は、油圧ショベルの販売台数の増加により、前年度比17.4%増の3,645億円となった。また、経常損益は、油圧ショベルの販売台数の増加に加えて、前年度には中国での油圧ショベル事業の滞留債権等に係る引当金を計上していたことなどから、前年度比533億円改善の219億円の利益となった。

 主力製品である油圧ショベルの販売台数は、国内は排ガス規制前の駆け込み需要により増加し、海外は中国でインフラ投資により需要が増加したことなどから、前年度を上回った。一方、クローラクレーンの販売台数は、東南アジアを中心に需要が減少したことなどから、前年度を下回った。

 2018年度の見通しについては、油圧ショベルの販売台数は、中国における需要が堅調に推移することが見込まれることなどから、17年度を上回る見通し。クローラクレーンの販売台数も北米および東南アジアにおける需要が回復する見通し。2018年度の売上高は、前年度比5.6%増の3,850億円、経常利益は、鋼材価格の上昇などにより、同4.1%減の210億円を見込んでいる。

 神戸製鋼所の2018年3月期決算短信

 補足資料

 神戸製鋼所の2018年3月期決算説明資料

 

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