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建設機械出荷、3月は1.4%増の2,813億円、2017年度は17.6%増の2兆5,952億円

 日本建設機械工業会は4月26日、2018年3月度と2017年度の建設機械出荷金額を発表した。3月度の出荷金額は前年同月比1.4%増加の2,813億円となり、その結果、2017年度の出荷金額の総合計は、前年度比17.6%増加の2兆5,952億円(グラフは本体ベース)となり、3年振りに増加した。

<2018年3月度出荷金額>

 3月の建設機械出荷金額は、内需は19.8%減少の1,080億円、外需は21.3%増加の1,733億円、総合計では1.4%増加の2,813億円。その結果、内需は7カ月連続の減少、外需は17カ月連続の増加、総合計では17カ月連続の増加となった。

 内需について機種別に見ると、トラクタ19.9%減少の101億円、油圧ショベル25.6%減少の255億円、建設用クレーン17.1%減少の309億円など、全10機種と補給部品9.8%が減少し、内需全体では19.8%の減少となった。

 外需について機種別に見ると、トラクタ18.7%増加の190憶円、油圧ショベル31.3%増加の767億円、ミニショベル13.6%増加の207億円、コンクリート機械35.1%増加の2億円、その他建設機械29.4%増加の249億円の5機種と補給部品23.8%増加の203億円が増加した。

 地域別に見ると、アジアが2カ月振りの増加、中国が6カ月連続の増加、オセアニアが9カ月連続の増加、中近東が3カ月連続の増加、欧州が13カ月連続の増加、北米が7カ月連続の増加、中南米が2カ月振りの増加の7地域が増加し、外需全体では21.3%の増加となった。

<2017年度出荷金額>

 2017年度の建設機械出荷金額の総合計は、2兆5,952億円で17.6%の増加となり3年振りの増加となった。内需は0.3%減少の9,835億円、外需は32.1%増加の1兆6,117億円となり、内需は2年連続の減少、外需は3年振りの増加となった。

 内需について機種別に見ると、油圧ショベル6.6%増加の2,697億円、ミニショベル9.2%増加の844億円、道路機械6.2%増加の387億円、基礎機械0.4%増加の391億円、油圧ブレーカ圧砕機5.1%増加の199億円の5機種が増加したものの他の5機種と補給部品が減少し、内需全体では0.3%減少となった。

 外需について機種別に見ると、トラクタ41.4%増加の1,788億円、油圧ショベル32.2%増加の6,591億円、ミニショベル18.9%増加の2,121億円、道路機械41.5%増加の366億円、油圧ブレーカ圧砕機20.1%増加の91億円、その他建設機械44.6%増加の2,323億円の6機種と補給部品45.2%増加の2,083億円が増加した。地域別に見ると、アジア、中国、オセアニア、中近東、欧州、アフリカ、北米、中南米、CISその他東欧の全9地域が増加し、外需全体では32.1%の増加となった。

 3月度建設機械出荷金額統計ニュースリリース

 

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