日本電子材料は4月25日、メモリーIC用プローブカードの市場拡大などに対応するため、約34億円を投じて兵庫県三田市に新工場を建設すると発表した。同社では、尼崎の本社地区でMEMS技術を用いたプローブカードの部品を生産しているが、メモリーIC用プローブカードの市場拡大や更なる製品の高度化を見据え、生産能力の強化を図るため工場の新設を決めた。
<新工場計画の概要>(予定)
名称:日本電子材料株式会社 三田工場(仮)/所在地:兵庫県三田市
敷地面積:3,332㎡/延床面積:約3,000㎡
投資総額:約34億円/資金計画:自己資金及び借入金で充当
生産品目:半導体検査用部品(プローブカード)/生産開始:2020年1月(予定)