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住友重機械、バイオパワー苅田から75MW級バイオマス専焼発電設備を受注

 住友重機械工業は4月25日、関西電力が設立した発電事業会社、バイオパワー苅田合同会社より、バイオマス発電設備(出力:約75,000kW、建設予定地:福岡県京都郡苅田町)を受注したと発表した。

 設備は、木質ペレットを主燃料とし、再熱方式(※1)を採用した高効率なバイオマス専焼発電設備となっており、地球温暖化対策の一つとなる再生可能エネルギーの開発の一翼を担う。

 今回の発電設備は、住友重機械グループが国内外で490缶以上(※2)の実績を持つ「循環流動層(CFB)ボイラ」を採用している。同社のボイラは、高効率バイオマス発電の分野では高いシェアを得ており、この実績が評価され今回の採用に至ったものとしている。

 住友重機械工業は、今後も資源の有効活用と環境負荷の低減に貢献するバイオマス燃料や低品位炭を活用した、小型~大型の高効率発電設備を提供することで、電力の安定供給と地球温暖化対策に貢献していく。

<設備概要>

ボイラ形式:循環流動層(CFB)ボイラ(再熱方式)

発電端出力:約75,000kW/燃料種別:木質ペレット等

発電方式:蒸気タービン式/運転開始予定:2021年10月

(※1)再熱方式:蒸気タービンにて膨張した蒸気を再度ボイラヘ送り、再加熱後に再び蒸気タービンへと送り込むことで高効率発電を可能とする技術。

(※2)住友重機械工業グループ:住友重機械工業および子会社Sumitomo SHI FW(SFW)。今回の実績は、同社グループのCFB技術供与先(ライセンシー)を含む。

 ニュースリリース

 

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