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荏原、イタリアのポンプ生産能力を1.5倍に増強

 荏原製作所は4月18日、グループ会社EBARA Pumps Europe S.p.Aが、イタリア・ヴィチェンツァ県内でポンプ工場を移転し、4月12日に開所式を実施したと発表した。

 新工場に移転する目的は、成長する世界のポンプ市場における事業拡大に向け、生産能力を増強すること。新工場の敷地面積は旧工場の約2倍あり、生産能力は1.5倍に増強される。移転に当たり、標準ポンプ・モータの生産能力増強に加え、物流倉庫を一体化させることで、効率的に生産・配送を行う体制を構築した。

 荏原は、約30年前からイタリアに拠点を構え、同国トレント県にも工場があり、グループ会社を通じてステンレスプレスポンプを全世界に供給している。今後も、最適な地域に必要な生産能力を備えることにより、グローバル生産・供給体制を強化していく。

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