ドイツに拠点を置く大手機械メーカー、Liebherr (リープヘル、本社:Biberach )は4月13日、グループのLiebherr-Components Kirchdorf GmbHが、Oberopfingenの油圧シリンダ新生産拠点を予定どおりに開設すると発表した。総面積13ヘクタールには、物流、組立、検査、塗装用の2万3,000㎡の新しい2つの生産ホールが建設された。しかし、関連する機械的生産は、Kirchdorf an der Illerの元の生産現場に瞬時に残っており、上記の活動分野に対する従業員の移転は、2018年中頃までに完了する予定。
Liebherr-Components Kirchdorf GmbHのテクニカルディレクターであるクリスチャン・ゼナー(Christian Zenner)博士は次のように述べている。「油圧シリンダの組立てのための新しい生産現場をスケジュールどおりに開設できることを嬉しく思っています。新工場では、油圧シリンダの最適な成長見通しを提供し、グローバルな能力パートナーとして、より迅速かつ柔軟にカスタマイズされた油圧シリンダソリューションを提供できるよう努めています。」
■Liebherr-Components Kirchdorf GmbHについて
Liebherr-Components Kirchdorf GmbHは、Kirchdorf an der Illerにある企業グループの元工場から独立した会社として2014年に設立された。Liebherrは、1958年以来、この場所で幅広い用途に高品質の油圧シリンダを開発、製造してきた。革新的でカスタマイズされた油圧ソリューションを恒久的に確保し、対象となる拡張をサポートするために、Liebherr-Components Kirchdorf GmbHは、 Oberopfingen / Kirchdorfの現場で油圧シリンダ、ダンパー、システムソリューションの最先端生産プラントを提供している。