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印マヒンドラ&マヒンドラ、三菱マヒンドラ農業機械の小型トラクタをスリランカで発売

 インドに拠点を置くマヒンドラグループの一員であるMahindra&Mahindra Ltd.(マヒンドラ&マヒンドラ社)は4月4日(発表地:コロンボ)、Mitsubishi Mahindra Agricultural Machinery Co. Ltd三菱マヒンドラ農業機械)のポートフォリオから、最も軽量な4WDパドリング専門トラクタである「Mahindra GX 3600」を発売したと発表した。この製品は、Diesel & Motor Engineering PLC (DIMO)との信頼関係のもと、スリランカで導入された。DIMOは、スリランカのマヒンドラトラクタの25年以上にわたり認可された代表者である。

 三菱マヒンドラ農業機械は、三菱重工業とマヒンドラ&マヒンドラ社の農業機械分野における戦略的パートナーシップにより2015年に設立された。「Mahindra GX3600」は、世界各地のさまざまな市場で実績のある技術と性能を備えたブランドの主力製品。スリランカでは、ハイエンドの『日本の技術』とその優れたパフォーマンスが競争力を強化することで知られている。

 「Mahindra GX3600」は、そのカテゴリーの最も軽いトラクタ。重さ1100kgで、水田のアプリケーションで沈むのを防ぐ。3気筒の強力なエンジンにより、より低い定格回転数で最大出力を発揮する。シンクロシャトルを使用した8つの前進と後進の8つの走行速度は、前進と後退の間で滑らかで迅速なシフトを可能にし、そのため激しいパドリング操作の間に最大限の生産性を保証する。マヒンドラGX3600は、1,200 Kgの持ち上げ能力、使いやすい操作性、快適な運転など、数多くの機能を備えており、メンテナンスも容易。

 マヒンドラ&マヒンドラ社のAFS(南アジア)国際事業責任者、Sanjay Jadhav(サンジェイ・ジャダフ)副社長は、「スリランカに三菱マヒンドラ農業機械の製品を紹介することは、誇りに思う瞬間です。マヒンドラは、量産で世界No.1のトラクタブランドであり、技術提供のパイオニアになるというビジョンを掲げ、三菱重工業の日本ブランドとの協業がこの方向への一歩です。パドルはスリランカの農家にとって重要なアプリケーションであり、新しい『Made in Japan』Mahindra GX3600を使用することで、最大限の生産性でオペレーションを最適化できると確信しています。」

 DIMOの会長兼マネージングディレクターのRanjith Pandithage(ランジス・パンディテージ)氏は、「DIMOは、スリランカの世界でも最高のエンジニアリングブランドとして知られています。マヒンドラトラクタとのパートナーシップは25年を超えており、スリランカの農家に近いブランドとしてマヒンドラトラクタが認識されています。 販売サービスと顧客ケアがトラクタの日常業務に重要な役割を果たすと同時に、DIMOはドアステップサービス、島嶼のネットワーク、カバレッジを持つ農民の中で最良の選択肢であることが証明されています。

■三菱農機について:

 島根県松江市に本社を置く三菱農業機械(MAM)は、三菱重工業の完全子会社であり、2013年3月期の連結売上高は353億円。.MAM 「トラクタ」、「パワーチラー」、「プランター」、「コンバインハーベスター」、農業市場向けの「プラント・施設」などの農業機械を国内外で製造販売している。

■Mahindraについて:

 マヒンドラグループは190億米ドルの企業連合で、人々が革新的なモビリティソリューションを駆使して農村の繁栄を促進し、都市生活を強化し、新しいビジネスを育成し、コミュニティを育成できるようにする。インドでは、ユーティリティー・ビークル、情報技術、金融サービス、バケーション・オーナーシップのリーダー的地位を誇り、世界最大のトラクタ会社。また、アグリビジネス、航空宇宙、商用車、コンポーネント、防衛、物流、不動産、再生可能エネルギー、スピードボート、スチールなど、他の事業の中でも強力な存在感を享受している。インドに本社を置くMahindraは100カ国以上で240万人以上の従業員を雇用している。

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