ロームは、2010年にSiCパワーデバイス(SiC-SBD、SiC-MOSFET)の量産を開始して以来、世界で初めてフルSiCパワーモジュールやSiCトレンチMOSFETの量産を開始するなど、業界をリードする技術開発を進めている。一方で、製造面においてもロームグループが誇る一貫生産体制を構築し、ウェハの大口径化や最新設備による生産効率向上に取り組んできた。
世界的なエネルギー対策が急務となる中、省エネルギー化のカギを握ると期待されているSiCパワーデバイスの需要拡大に備えるべく、ローム・アポロに新棟を建設し、生産能力の拡大を図っていく。
<ローム・アポロ新棟 概要>
構造:地上3階 RC構造/延床面積:約11,000㎡
着工:2019年2月/竣工:2020年12月
※すべて予定