スチールプランテックは3月29日、JFEスチール西日本製鉄所(倉敷地区)熱延工場向けに高速スキンパスミルラインを完工・納入したと発表した。
スキンパスミルは、熱延・冷延鋼板やアルミ板等の完成品の最終工程において、鋼板の表面性状を改善し、平坦度を向上させる装置で、自社開発から50年を超える歴史の中で、国内外に60台以上の納入実績がある。
今回納入した最新鋭スキンパスミルラインでは、熱延鋼板用で安定した表面品質と平坦度を付与するに留まらず、高速安定操業に必要な蛇行防止技術などの最新技術を駆使することで、熱延スキンパスミルラインとしては日本最高速での操業に成功した。同設備は、2018年1月に操業を開始して順調に稼働している。