■内需は7.2%減少の744億円、外需は14.8%増の1,436億円
日本建設機械工業会は3月29日、2018年2月度の建設機械出荷金額をまとめた。それによると、2月の建設機械出荷金額は、内需は7.2%減少の744億円、外需は14.8%増加の1,436億円、総合計では6.2%増加の2,180億円となった。その結果、内需は6カ月連続の減少、外需は16カ月連続の増加となった。総合計では16カ月連続の増加となった。
内需について機種別に見ると、ミニショベル5.6%増加の67億円、道路機械0.2%増加の29億円、コンクリート機械8.5%増加の18億円、トンネル機械49.4%増加の3億円、基礎機械23.8%増加の53億円、油圧ブレーカ圧砕機4.5%増加の17億円の6機種と補給部品0.7%増加の102億円が増加したものの、その他4機種が減少し、内需全体では7.2%の減少となった。
外需について機種別に見ると、油圧ショベル28.5%増加の629億円、ミニショベル9.3%増加の191億円、建設用クレーン12.2%増加の71億円、道路機械0.5%増加の34億円、油圧ブレーカ圧砕機20.7%増加の10億円、その他建設機械20.8%増加の206億円の6機種と補給部品4.1%増加の155億円が増加した。
地域別に見ると、中国が5カ月連続の増加、オセアニアが8カ月連続の増加、中近東が2カ月連続の増加、欧州が12カ月連続の増加、北米が6カ月連続の増加の5地域が増加し、外需全体では14.8%の増加となった。