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日本マイクロソフト、豊田自動織機がパブリッククラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用と発表

 日本マイクロソフトは3月14日、豊田自動織機が、マイクロソフトをパートナーとして、デジタルトランスフォーメーションを推進してくことを決定したと発表した。パブリッククラウドプラットフォームMicrosoft Azureを採用、従来個別に稼働していた日米欧のシステム基盤を統一することを決定。また、フォークリフトをクラウドに接続し、稼働状況などの情報の収集と分析を可能にし、予兆保全や人員の最適な配置の実現を図る。

 豊田自動織機は、フォークリフト市場などの世界的なリーディングカンパニーで、200を超えるグループ企業が、世界各地でビジネスを展開している。今回、豊田自動織機は、従来個別に稼働していた日米欧のシステム基盤をマイクロソフトのパブリッククラウドプラットフォームAzureをベースに統一、グローバルなニーズに対応できる体制作りを開始した。Azureの安定性や処理能力、セキュリティの高さを評価、グローバルでのシステム基盤として採用した。

 また、豊田自動織機とマイクロソフトは連携して、世界各地のフォークリフトをクラウドに接続し、IoT化することで、稼働状況などの情報の収集と分析を可能にし、予兆保全や人員の最適な配置の実現を図る。

 豊田自動織機では、各地のフォークリフト稼働状況が可視化されることで、現在の状況だけでなく、過去のメンテナンス履歴も把握することができることから、将来的に、こうした分析をもとにした顧客車両メンテナンスサービスの提供も検討している。マイクロソフトは、豊田自動織機のパートナーとして、デジタル化によるビジネス変革「デジタルトランスフォーメーション」を支援していく。

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